観光業支援と需要創出が柱
コロナ対策費は編成過程で追加
観光庁の2022年度予算の概算要求が8月26日に発表された。事業ごとの予算を明示した要求額は21年度当初予算比20%増の177億4千万円で、コロナ禍を踏まえた観光産業の支援と、ポストコロナを見据えた観光需要の創出に充てる。さらに、予算案を決定する年末までの編成過程で、感染状況や観光需要の動向を見ながら、コロナ対策費の予算を追加する。他省庁が執行する観光関係予算を含む国際観光旅客税を財源とする予算240億円、復興庁計上の東日本大震災からの観光復興予算8億円を合わせると、要求額の合計は425億4千万円となる。
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